PROJECTS

「排泄」に関する問題に対してどのように関われば、工業デザイナーである自分たちは価値を提供することができるのか

Client : DFree株式会社

Design Consulting, Industrial Design

2022

排泄を予測するウェアラブル機器「DFree」のデザイン

 「排泄」に関して問題を抱えている人がたくさんいる。その問題を解決したい人がいる。工業デザイナーである自分たちは、どのように関われば、価値を提供することができるのか。

 工業デザイナーという肩書きに捉われずこの問題に愚直に向き合えば、やるべきこと(課題)を見出し、価値(=新しいサービス)を実現できるのではないか。

 この問題の解決に向けて、まずは共感してくれる仲間を集めた。その中で、製品のデザインだけでなく、調査研究、「DFree」というネーミングとロゴデザイン、アプリのプロトタイプ制作、工場探しといった量産に向けた支援まで幅広く課題に取り組んだ。
 担当者の熱量とチーム一丸となった取り組みにより、世の中にはない新しいサービス「DFree」を誕生させることができた。

 プロジェクトのフェーズごとにある、やるべきこと(課題)の中で、適切なタイミングとボリュームで行えなかったものがある。
 この反省に対しては、ゴールまでのプロセス全体と各フェーズごとの課題(どの時点にいて、どのような課題があり、どう取り組むか)を把握し、チーム全体で共有することで(フィットジャーニーの活用などで)解決したい。